2017年07月20日 |
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LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は3月1日、戸建住宅向けの窓リフォーム工法の新商品『リフレム リプラス』を発売した。同商品は、既存の窓枠の上に新設の窓枠を被せる「カバー工法」である点は、既に市場で出回っている工法で目新しさは無い。しかし、「枠の構造」と「対応窓種」に着目すると、流通している他の窓リフォーム工法とは一線を画す要素を共に初めて採用することで同業他社との差別化を鮮明に打ち出し、窓リフォーム市場の新たな時代を切り開いた画期的な商品といえる。中でも業界初の室内側立ち上がり寸法24ミリの実現と、新築向けの流用ではなく、リフォーム専用の「新設枠」と「外窓」を開発したことが特筆される。商品化への取り組みの過程から浮かび上がるのは、「内窓」ではなく外壁に取り付けられた「外窓」のリフォーム規模を拡大させようとする同社の「本気度」だ。『リフレム リプラス』の開発の背景を取材した。