2016年01月05日 |

建材メーカーのケイミュー(大阪府大阪市、野浦高義社長)は昨秋、同社として初めて一般紙に広告を出し、主力商品の軽量厚型屋根材「ROOGA(ルーガ)」を一般消費者にアピールした。これまで同社はルーガのPRを、商品の直接的な購買者である建築事業者にしか行っていなかった。新たに一般消費者に向け広告を出した理由は、住宅リフォーム市場でルーガのさらなる拡販を図るためには、商品の間接的な購買者である一般消費者にも商品価値を適切に伝え、「ルーガを使って」と指名で建築業者にニーズが出る状況を作ることも重要と考えたためだ。来年も一般消費者に向け、広告を打つとみられる。一般消費者にルーガを訴求した背景について、松山典照ケイミューROOGA事業推進部長に話を聞いた。