大工減少――若年層で顕著、一人親方は緩やか、最新の国勢調査結果

大工として働く人の数が減少を続けている。5年ごとに行われる調査では減少幅が拡大。特に社員など正規雇用の大工は10年間で半減近くにまで急減している。一方、一人親方の減少幅は1割強と緩やか。跡継ぎ問題などで大工としての労働力全体がしぼむ中、本人の意思にかかわらず社員としての大工から、保険未加入や休日取得が不安定であるなど働き方に課題が多いといわれる一人親方に移行しているケースが散見されるとの意見が業界にあり、国の統計からもその可能性が伺える。また、大工の平均年齢も5年前から上昇していた。5歳ごとの年齢別人数では、20~64歳までの層は軒並み大工の人口が減少し、特に若年層や大工人数の多い世代が目立って減っているのに、65歳以上の層では増加しており、顕著な高年齢化が明らかとなった。

2017年12月21日付面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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