住民自治で持続可能なまちに、環境配慮し若い世帯流入=大和ハウス工業「SMA×ECO TOWN晴美台」

大和ハウス工業が手がけた分譲戸建住宅団地「SMA×ECO TOWN晴美台」(大阪府堺市)は、まち単位でエネルギーを最適化するプロジェクト「SMA×ECO PROJECT」の第1弾だ。2013年3月の入居開始から4年余りが経過したが、環境に配慮したまちをつくり、周辺から若い世帯が流入。堺市の小学校跡地を活用した泉北ニュータウンの再生モデルにするという当初の目的は果たせたといえる。また、住民の自治会が中心となってまちを維持するための活動に取り組むなどコミュニティも機能しており、持続可能なまちづくりというコンセプトが一定の成功を収めた事例といえる。一方、入居者のほとんどを20代後半から30代前半が占めており、将来、まち全体が一斉に高齢化していくという郊外の住宅団地特有の課題は残る。

2017年04月06日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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