2018年07月27日 |
タカラスタンダード(大阪市城東区、渡辺岳夫社長)は4月、リフォーム営業の強化を目的に関西と九州の支社・支店の営業体制を変更し、リフォーム営業は従来通り支社・支店が管轄する一方、新築戸建ては新たに設立した「関西特販支社」「九州特販支店」の担当とした。
同様の変更は昨年4月に首都圏で既に行っており、関西・九州の施策実施で、同社が進めてきた大都市部の営業分離は一段落した。営業体制を分け1年が経つ首都圏は新築戸建て・リフォームと営業を特化させたことが功を奏し、前期業績の売上増に貢献したという。営業を分離した背景と自社の強みについて、同社の野口俊明常務取締役営業本部長に話を聞いた。