2015年01月29日 |
戸建住宅大手企業の今年4月の新卒採用は、対象10社のうち6社が昨年4月実績を上回るなど、堅調な状況となった。
マイナスとなる4社を含め増減率自体は大きいものではなく、現状社員の年齢別階層や営業・技術系などバランスに配慮し、安定的な採用を目指した結果という。営業系の採用が主体という傾向に変わりはないが、旭化成ホームズやパナホームでは技術系の採用にも注力するなど、新たな動きもみえる。
消費税増税後の住宅市場回復の遅れなど不確定要素もあるが、業績連動よりも安定的な採用により、バランスのとれた人員構成のメリットが大きいとの判断のようだ。