住宅保証機構株式会社は、住宅瑕疵担保責任保険の引き受けや完成保証の扱いなど財団法人住宅保証機構が行っている業務を継承し、住宅瑕疵担保責任保険法人として2012年度から本格的に業務を開始する。同社では経営の安定化を目的に、損保事業者のほか、住宅業界の主に大手事業者から幅広く増資を募り、資本金を最終的に10数億円に充実させる。
住宅保証機構株式会社は複数の事業者の出資により、5月24日、資本金5千万円で設立された。代表取締役は財団法人住宅保証機構前理事長の羽生洋治氏で、本店住所は東京都港区海岸1―2―20 汐留ビルディング3階。今後、業務継承の実務スケジュールなどに関し、詳細について検討に入る。
2011年7月7日付け1面から記事の一部を抜粋