2010年11月30日 |
パナホームは、営業部門を除く生産からマーケティングに至る4本部を廃止するとともに、新たに「担当制」を導入し執行役員が分野全体を統括する体制に改めた。さらに、実働部隊として「戸建住宅」、「リフォーム」、賃貸住宅担当の「資産活用」の3つの事業部を設置している。
住宅をサプライ・チェーン・マネジメント(SCM)という観点で捉え、効率的なモノづくりを目指して展開するのが狙い。藤井康照社長は6月の社長就任以降、モノづくりの観点での事業見直しを打ち出しており、今回の組織改正は「藤井色」を色濃く反映したものといえそうだ。
2010年12月1日付け1面から抜粋