2024年09月05日 |
新型コロナウイルス感染症による1回目の行動制限が行われた2020年4月以降、総合住宅展示場を取り巻く環境が一変した。新型コロナがインフルエンザと同じ分類に移行した現在も、来場組数は低調なままだ。全国の住宅展示場企画・運営会社で組織する住宅展示場協議会(東京都港区、那珂正会長、住展協)は、総合住宅展示場の認知向上を図るため、10月10日を「住(じゅう)宅展(テン)示場の日」に制定した。初年度となる今年は、毎年10月の「住生活月間」と連動した普及啓発活動にも取り組みたいという。住展協は、複数メーカーの住宅を一度に比較検討できる独自の強みと住宅取得検討者と住宅メーカー担当者の「出会いの場」、住宅に関するさまざまな情報が得られる情報発信拠点としての住宅展示場の特徴を知ってもらうため、ウェブやSNSなどを活用したアピールを強める。