積水ハウス、米上場会社を約7千億円で買収=全米5位の販売量に

積水ハウス(大阪市北区、仲井嘉浩社長)は米国ニューヨーク証券取引所に上場する全米第11位の住宅会社のM.D.C.ホールディングス(米国コロラド州、David D. MandarichCEO、以下MDC社)を買収する。

買収は24年上期中に実行される予定で、買収額は約49億ドル(1ドル140円換算で約6900億円)。買収資金は主要取引銀行からの借入金で対応する。

買収が完了すると、積水ハウスの米国事業は、全米5位(年間約1万5千戸)の規模に拡大する見通しとなり、同社が掲げている「2025年度までに海外で1万戸の住宅を供給する」という目標を前倒しで達成することになる。

仲井社長は「ソリッドな(信頼できる)事業基盤」がMDC社の強みという。今後は積水ハウスが日本国内で培ってきた技術や顧客目線の考え方を米国事業会社に移植し、成長速度を加速させたいとした。

2024年01月30日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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