2022年10月25日 |

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)が2017年度から取り組んでいる事業に、地域の事業者と共働して既存戸建住宅の断熱と耐震の性能を国の最低基準を超える数値へ引き上げつつ、間取りを現在のニーズに合った内容へ大規模改修する「戸建性能向上リノベーション実証プロジェクト」(以下、性能向上リノベ)がある。
事業開始から5年、累計全19件の扱い物件は、その9割が空き家。
性能向上リノベの対象物件の選定に、持ち家・空き家の制限がないにもかかわらずだ。
対象物件に空き家を選んだ、性能向上リノベの共働事業者を取材した。