2022年07月12日 |

アキュラホーム(東京都新宿区、宮沢俊哉社長)では現在、中規模木造建築の普及実現に向けた取り組みに注力している。
特殊材や特殊技術をなるべく使用せず、一般普及材の組み合わせや住宅建築で培った技術によってコストを抑えているのが特徴といえる。
同社では中規模木造建築のプロトタイプとして24年度中にもさいたま市内に木造軸組構法による8階建ての新本社建設を進めているほか、今年9月には川崎市内の住宅展示場に木造5階建てのモデルハウスを開設する予定だ。
「現在は、さまざまな経験のある有識者と連携して、知見をいただきながら実験に取り組んでいる」(商品開発部・塚谷誠部長)としており、中規模木造建築による〝都市部の木質化〟によって脱炭素社会に向けたアピールをしていく考えだ。