2018年12月10日 |
ポラテック(埼玉県越谷市、中内晃次郎代表)は2019年5月、愛知県で羽柄材と合板のプレカット加工を行う名古屋工場を立ち上げる。
構造材はポラテック富士の富士工場(静岡県富士市)とポラテック西日本の滋賀工場(滋賀県甲賀市)から供給を受け、名古屋工場の加工部材と合わせ月産約300棟分のプレカット材を愛知県内と滋賀県内の事業者に供給する。
名古屋工場開設は、近年の物流事情ひっ迫と、人手不足などを背景に高まっている羽柄材・合板加工ニーズへの対応が目的。
特に物流に関しては、新築戸建住宅の大需要地から遠距離の生産・物流拠点は配送事業者確保の点で不利なため、富士・滋賀の両工場を〝マザー工場〟、名古屋工場を〝サテライト工場〟と位置付けて連携。大需要地の供給・配送力をより高めることで差別化を強める。
今後は〝東名阪〟の東京と大阪でも名古屋工場と同様のサテライト工場を開設する。