2015年08月07日 |
アールシーコア(東京都渋谷区、二木浩三社長)が法人事業を本格化する。既存のFCおよび直販のログハウス・木軸住宅販売のエンドユーザー向け事業に加え、同社の特色であるログハウス建築などを生かした木造非住宅の新築・改装の法人請負などを今期以降本格的に事業化し、エンド向け事業に次ぐ柱に育成する。社内における法人ビジネスの担当は2014年10月設立の「Ω(オメガ)戦略室」。戦略室の設立以前に持ち込まれた郊外型カフェ店舗をログハウスで建てる案件で施工棟数を重ね始めているほか、保育園施設の新築・改装の商談も進めており、老人福祉施設の扱いも視野に入れる。「『住む』より『楽しむ』BESSの家」をスローガンに、ログハウスなど新築戸建市場では珍しい遊び心のある木造戸建住宅を手がけてきたことで蓄積したノウハウと上場企業としての信頼性を武器に、法人向けの事業領域で業容を拡大させる方針だ。