夏仕様の住まい、2020年に新築標準の次世代タイプ

夏仕様の住まいで最も進化した住宅のひとつがZEHだろう。ZEHは暑い夏の熱気を家の中に伝えないだけなく、省エネ性能にも優れ、しかも自らエネルギーを創り出す「創エネ」が加わって快適な住まいの環境を実現してくれる。そして、ZEHは、2020年の標準的な新築住宅になることが予定されている。次世代夏仕様のZEHとは、どんな住まいなのだろうか?

夏仕様の住まいの進化形ZEHを紹介しよう。ZEHとはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスのことで、わかりやすくいうと「住宅で使うエネルギー量―住宅に設置した太陽光発電や燃料電池などで創ったエネルギー量=0(ゼロ)以下」になる住宅というイメージだ。

次世代夏仕様のZEHとは

ZEHは、国が2020年までに新築住宅では標準的な住宅になることを目標として位置づけている。すでに、いくつかのハウスメーカーがZEHに対応した住宅を手がけており、ZEHは決して未来の夢物語の住まいではない。

6年後の2020年は、東京オリンピック・パラリンピックの年というだけでなく、住まいにとっても大きな節目の年だ。新築の住宅に対して政府は、最新の省エネ基準(2013年基準)に適合することを義務化する予定となっている。ZEHの新築標準化も省エネ義務化があるからこその目標なのだ。ZEHは、近未来の夏仕様の住まいといえよう。

ユーザー版2014年夏号から記事を抜粋
お近くの住宅展示場などで無料配布しています
最新号はホームページでもご覧いただけます
住宅業界の幅広いニュースをお届けします
毎週じっくり読みたい【定期購読のご案内
今スグ読みたい【電子版で購読する

記事をシェアする

住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

こんな記事も読まれています

この記事のキーワード

最近の特集企画

最近の連載

住宅産業新聞社からのお知らせ

見本紙をダウンロード

ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。

ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。

見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)