【キッチン・バスの日特集2017】”団らん”や”リラックス”重視、今後”健康”のキーワードも=キッチン・バス工業会大道正人会長

――こうした将来の変化の可能性への対応として、キッチン・バス工業会はどのように活動していくのか。

大道 キッチン・バス工業会の活動の根底にあるのは、エンドユーザーの方々の暮らし方が豊かになるキッチン・バスを、いかに提供するかだ。そしてその実現に向け、工業会の多くの専門の委員会が物づくりや安全性の指針作りといった活動を、文字通り手弁当で集まり行っている。

また、こうした専門性の高い活動以外に、エンドユーザーの方々にキッチン・バスに親しみを持っていただき、その大切さを知ってもらう活動も行っている。例えば工業会は、日本ガス体エネルギー普及促進協議会(コラボ)、住宅生産団体連合会、日本ガス石油機器工業会と共催で親子クッキング大会を実施、大会には多くの親子が参加し美味しい料理を作れるか競っている。

これは競技大会なのでナンバーワンを決めざるを得ないのだが、入賞の有無に関係なく参加した方々に最もお伝えしたいのは、親子の絆を深め健康の維持につながる食事を作る場として、いかにキッチンが重要な役割を果たしているかということだ。業界の発展とキッチン・バスをご利用していただくエンドユーザーの方々の豊かな暮らしの実現を目指し、キッチン・バス工業会はこれからも活動していく考えだ。

2017年11月02日付7面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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