2010年05月20日 |
ニチハの100%子会社のFPコーポレーションは20日、積水化学工業と共同開発した住宅向けの高性能な壁・床用断熱パネル「ix(イクス)パネル」を発売した。
ixパネルは、FPコーポレーションのウレタンフォームを積水化学工業のフェノール系断熱材「フェノバボード」で挟み込んだ画期的な複合構造商品となっている。
厚みは60ミリと薄型ながら、次世代省エネ基準Ⅱ地域(北東北エリア)対応の高い断熱性能を発揮。さらに、防火性能(30分防火認定試験合格)にも優れている。
ixの由来は、insulation(断熱)+x(未来)の頭文字をとった。
価格は、壁パネルが1平方メートルあたり9600円、床パネルが同1万1400円。従来のFPコーポレーションが展開する断熱パネルよりも安く設定したことで、住宅の一次取得者層の高断熱住宅の需要に応える。販売エリアは、北海道を除く全国とした。