2020年03月03日 |
ケイミュー(大阪市中央区、木村均社長)は21日、住友林業(東京都千代田区、市川晃社長)向けに5月から同社の平形屋根用スレート建材製品「カラーベスト」のプレカット供給を始めると発表した。
住宅建築現場における施工時の職人不足および残材発生といった環境問題への対応が目的で、ケイミューが自社の建材製品を採用している住宅事業者に製品を事前にプレカットして納入するのは今回が初めて。住友林業と連携し物件の図面情報からケイミューがカラーベストの積算・割付・プレカットを実施、ケイミューの物流システム網を使い施工店や施工現場へ納品する。
ケイミューは今後、カラーベストのプレカット供給を状況に応じ住友林業以外の住宅事業者にも拡大したい意向で、理由を「時代のニーズに合わせ新しい価値を創造し、外装材を通じ建築業界の社会課題解決に取り組むため」と説明している。