第8回TOTOグループ杯衛陶技法選手権、グローバルで成形技能向上へ=TOTOベトナムが1位と3位

ミニチュア成形の競技の様子ミニチュア成形の競技の様子

「毎年レベルが上がっている。皆さんが技を競い合うことで、もっとTOTOは良いものを作れるという自信が私にも湧いてきた」「衛生陶器は100年の歴史を持つTOTOの原点の事業。もっと進化させ、皆さんと一緒にお客様の笑顔をたくさんいただきたい」――。

TOTO(福岡県北九州市、喜多村円社長)は生産拠点を対象とした第8回TOTOグループ杯「衛陶技能選手権(成形の部)」を20日に開催、その結果に基づき21日に表彰式を行った。

TOTOは防汚性と耐久性の観点から陶器をトイレ製品の素材として採用しているが、その成形工程は胴とリムの接合など核心部分を人の手作業に頼っている。

表彰式に出席した喜多村社長は前述のあいさつを行い、TOTO衛陶製品の品質と評価を左右する根幹は選手権の参加者を含む製造部門にあることを伝えた。選手権はグローバルでみた生産技能の向上などを目的に実施されており、今回は女性の参加者が6人と過去最高だった。

表彰式はスマートフォンで式の様子を現地にライブ中継していたTOTOベトナムの社員たちの中の2人の選手が1位と3位になるなど盛り上がりをみせた。

2019年11月28日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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