2019年10月08日 |

パナソニック・ライフソリューションズ社(大阪府門真市、道浦正治社長)は21日、後付け用宅配ボックス「COMBO―Light(コンボライト)」を発売する。
本体が樹脂製、荷受け高さサイズ最大70センチ対応(ラージタイプ)、希望小売価格3万9800円(税別)の廉価さ――は、いずれも同社初。ミドルタイプの製品重量は既存品でスチール製「COMBO(コンボ)」の約半分となる約8・5キログラムで、施工方法としてコンクリートやアスファルトに接着剤で固定する方式を新たにラインアップするなど、家電量販店やインターネット通信販売などで製品を購入したエンドユーザーが自らの手で設置できる各種の工夫を新たに盛り込んだ。
同社の2018年度の宅配ボックスの販売実績は約3・3万台で、これを21年度に18年度比4・5倍の約15万台に引き上げる計画。同社の調査では新築住宅の宅配ボックス設置率約10%に対し既存住宅の設置率は約2%にとどまっている。
戸建て・共同住宅の既存対応に的を絞った新製品を投入、拡販を目指す。