2019年09月26日 |
昨年、ある時期を境に、エクステリア市場で特定商品の販売が急増する現象が起きた。大手住設各社が住宅向けに販売する目隠しタイプのアルミフェンスと折板屋根タイプのカーポートが、昨年6月に発生した最大震度6弱の大阪北部地震と9月の台風21号の被害のあと、数割以上の大きな伸びを示した。
エクステリア商品は通常、価格とデザインで選ばれる傾向が強いが、地震・台風の被害を機に〝安全・安心〟の基準を重視して商品選びをするエンドユーザーが増えたためとみられる。
塀とカーポートの市場で何が起きたのか。YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)を取材した。