永大産業と日本ノボパン工業、合弁で国内最大のパーティクルボード生産工場=告示改正による代替需要など狙い

枝園統博社長枝園統博社長

永大産業(大阪市住之江区、枝園統博社長)は4月24日、日本ノボパン工業(大阪府堺市、山本拓社長)とパーティクルボード(以下、PB)を製造・販売する合弁会社「ENボード」を今月22日に設立すると発表した。

新会社の設立は、昨年3月の昭和56年建設省告示1100号の改正などでPBの使用用途に高倍率耐力壁が新たに加わったため、今後、木軸住宅の筋かい耐力壁からの代替需要が増加基調になると見込んだことが主な理由。

PBの製造・販売に関して永大産業と日本ノボパン工業は競合になるが、合弁としたのはENボードが新たに稼動させるPB生産工場への投資が約180億円と巨額で「コスト抑制とリスクヘッジのため」(永大産業)。

新設するPB工場は2020年9月に稼動、生産能力は単一のPB工場では国内最大となる年間18万トンで、当該能力は18年の国内PB生産量の2割強に当たる。

一連の施策で永大産業のPB生産能力は現状比約8割増の年間約26万トンに拡大する。

2019年05月10日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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