2018年08月24日 |
ノーリツ(兵庫県神戸市、國井総一郎社長)は9日、(1)2018年12月期第2四半期連結業績予想および同12月期通期連結業績予想の下方修正(2)2016年12月発表の中期経営計画『Vプラン20』における計画最終期20年12月期の数値目標の下方修正(3)システムキッチンの生産を業務提携先のトクラス(静岡県浜松市、佐々木良社長)へ移管――の施策を発表した。
業績予想および中計目標数値の下方修正は、国内事業で前期に投入した入浴時の見守り機能付き高付加価値商品および海外事業における中国国内の販売伸び悩みが主な理由で、水回り商品の生産移管は、より市場競争力がある商品の扱い強化に向け経営資源の〝選択と集中〟を行うことが目的。このうち後者の〝選択と集中〟では昨年から着手している国内量販店向けの営業強化を、さらに推進する方針だ。