ポラス、戸建て用初の録画機能付き宅配ボックス、居住者の不安解消に

埼玉県を中心に戸建住宅事業をグループ展開しているポラス(埼玉県越谷市、中内晃次郎代表)が、戸建用で国内初となる画像の撮影・動画の録画機能付の宅配ボックスシステムを実用化する。いずれも大手事業者で宅配ボックスメーカーのナスタ(東京都港区)、インターホンメーカーのアイホン(愛知県名古屋市)、電材商社の因幡電機産業(大阪市西区)と4社で共同開発し、第1弾商品を4月発売予定のポラスグループの戸建分譲プロジェクト『三郷中央』(埼玉県三郷市、プロジェクト名は仮称)の全101戸に標準設備として導入する。戸建用宅配ボックスは住設メーカー主導の開発が一般的で、また、宅配荷受け時の撮影・録画システムはメーカー側の「戸建用宅配ボックスの付属機能としてみたとき対応すべき優先順位としては低い」(大手住設メーカー)との考えから、これまで実用化されていない。ポラスでは宅配荷受け時の撮影・録画システムの実用化について、「住む人の気持ちになって考えれば、あれば不安解消に役立つはず。そのような機能が付いた商品が市場に出回っていないため、こちらからメーカーに働きかけた」と説明している。

2018年02月01日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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