2016年04月08日 |
コンピュータシステム研究所(東京都新宿区、長尾良幸代表)のバーチャル住宅展示場作成システム「ALTA for VR」が地域の有力ビルダー向けに販売数を増やしている。昨年2月の発売以降「各都道府県に1~2システム入ったイメージ」(コンピュータシステム研究所)だ。システムの特徴は主に2つ。一つは、実寸大の3D空間プランの中に入り等身大の視点で提案を把握できる点。もう一つは、異なるバリエーションのプランでもその場のデータ入力で即座に示せるため、同時に複数のプラン提案を行っても差を理解してもらいやすい点だ。「差別化として間取り提案を重視している事業者にうってつけのツール」(同)という。3D画像をタブレット端末やパソコン画面といった二次元で提示することが主流の現在の間取りプレゼン分野で、仮想現実空間における提案プランの体感という新ジャンルを開いた「ALTA for VR」を取材した。