2015年12月07日 |
ダイキン工業株式会社はグループの技術開発拠点「テクノロジー・イノベーションセンター(以下TIC)」を同社淀川製作所(大阪府摂津市)内に設置、11月25日から業務を開始した。それまで国内の3拠点(堺・滋賀・淀川製作所)に分散していた技術者を集約して総勢約700人体制で技術開発を推進、国内はもとよりグローバル展開のコア拠点と位置付けた。
また、TICでは、異業種・異分野の独創的な技術を持つ企業・大学・研究機関との連携・提携による「協創」をグローバルレベルで推進する。既に京都大学、大阪大学、奈良先端科学技術大学院大学との包括提携や、住宅・電機・素材メーカー、建築事務所などとの共同研究開発を行っている。今後は各分野の有識者をTICに招聘し、長期滞在を通じた技術指導や同社技術者と一体となった中長期的な技術戦略立案の策定などを行いたい考えだ。