2015年09月24日 |
樹脂サッシ専業メーカーのエクセルシャノンは、国内最高クラスの断熱性能(U値=0・63ワット/平方メートル・K)を実現する超高断熱樹脂窓技術を確立した。地方独立行政法人北海道立総合研究機構建築研究本部北方建築総合研究所など4社と共同で実施した『住宅用樹脂製サッシの超高断熱化に関する研究』成果となる。これを受けて、エクセルシャノンは同技術の一部を活用した、高性能樹脂サッシ『シャノンウィンドUFシリーズ』を開発し、来年1月に北海道から順次発売する。
住宅の構成部材のうち、壁や床、天井などに比べて開口部は熱貫流率が高く、熱の流出入が多い。そのため、窓の断熱化を進めることは住宅の省エネルギー化に大きく寄与すると判断。今回、世界最高水準の窓の断熱性能実現へ、北方建築総合研究所のほか倉敷紡績、中島硝子工業、東電化工業とともに共同研究を行ってきた。