2015年03月11日 |
大建工業は、「奇跡の一本松」を復興大臣の公印として寄贈するプロジェクト(印章業協会青年部連絡協議会)に、同社独自技術のWPC加工技術を提供した。同技術を利用することで、奇跡の一本松から取られた角印材に、必要な硬度を持たせることに成功した。
同社のWPC加工技術は、木材組織にプラスチックを注入・充填し、硬化させることで、強度などを高めることができる。同社の高機能性フロアーに採用されている技術だ。2013年には、同技術で陸前高田市長の公印化にも協力している。
角材印には「復興大臣之印」の文字が刻まれている。角材印は3月14日~18日の期間、仙台で開催される「国連防災世界会議」の会場で展示(展示期間は14、15日のみ)される予定。