2015年03月03日 |

LIXILは、業界初となる国土交通大臣認定防火設備のスライド勝手口「防火戸 ガゼリアN」を4月1日から順次発売する。防火戸の需要が高い都市部の狭小住宅やビルトインガレージなどに提案する。
同商品の扉や枠に、形状を保持して炎の延焼を抑える補強芯材や、炎が漏れるのを防ぐ加熱発泡材を採用した。さらに、温度上昇と炎の貫通を抑える専用ガラスを採用して防火性能を発揮する。
2008年に発売したガゼリアNのモダンなデザインや、扉の開閉によるデッドスペースをつくらないスライド構造などを継承した。防火地域や準防火地域に指定されている場合が多い、都市部や狭小地での使い勝手に考慮した。外壁厚50ミリまで対応可能で戸袋レスにしたことで、通気工法にも対応する。
アルミタイプは4月1日発売、アルミ樹脂複合タイプは5月1日に発売予定。価格は23万2千円(アルミタイプ、税・ガラス・組立代・取付費・運賃は別)。