リノベーション協議会(内山博文会長)と性能向上リノベの会は11月28日、中古およびリノベーションリノベーション市場に関するセミナーを開催した。
「価格高騰時代における中古リノベ×省エネ戦略の最前線」と題したパネルディスカッションではリノベーション事業に取り組むエフステージ(東京都文京区、藤島昌義社長)とコスモスイニシア(東京都港区、高智亮太朗社長)および環境設計事業を手掛けるエヌ・シー・エヌ(東京都港区、田鎖郁男社長)が買取再販事業での省エネ戦略を説明。内山会長は新築物件の高騰や供給件数の減少に伴い、「良質な中古ストックが提供できるように情報発信を行っていきたい」と語った。
セミナーではリクルートSUUMOの池本洋一編集長が「中古・リノベーションマンション市場の動向・展望」というテーマで講義を行った。
池本編集長は、首都圏における新築マンションの価格上昇および供給量の減少について説明。その一方で「中古マンションの買取再販市場も2・5%程度の堅調な伸びをみせている」と語った。さらに「新築並みにリノベーションをしても性能面は意外と見えない」と指摘し、「どうすればZEHについて広告表現上で伝わるか研究を行っている」と説明した。








