2025年08月27日 |
住宅金融支援機構のフラット35利用者調査によると、2024年度の利用者の融資区分割合(建て方)は、「注文住宅(土地付注文住宅と注文住宅の合計)」が最多だったが、全体件数2万7523件における割合は、前年度の44・2%から34・9%に縮小した。
増加したのは、「中古住宅(中古マンションと中古戸建の合計)」と「分譲住宅(マンションと建売住宅の合計)」。それぞれ27・4%から34・8%へ、28・5%から30・3%へ割合が拡大している。
「土地付注文住宅」は、23年度の29・1%から23・0%になった。土地は含まれない「注文住宅」は15・1%から11・9%に。分譲住宅のうち、「建売住宅」は20・4%から23・1%と増えたが、「マンション」は8・1%から7・2%になった。
一方、「中古マンション」は12・1%から14・3%に伸び、「中古戸建」は15・3%から20・5%になった。これまでになく、中古住宅の割合が拡大している。