2015年03月20日 |

海外投資家向け国内投資情報提供サービスを行う世界(東京都豊島区、小林一弘代表)は、台湾最大の投資・金融情報サイト「台湾cnYES(シーエヌイエス)」を運営する鉅亨網(ジーハンワン)と業務提携し、cnYESへの国内の物件情報掲載やセミナー企画実施などの総代理店契約を締結した。台湾投資家のニーズに合わせた日本国内の物件情報を流通させて、投資を促進する。
鉅亨網の刁洪智社長によると、2020年東京オリンピックに向けた日本国内の地価高騰や親日志向などの要因から、台湾投資家の日本の不動産投資に対する関心が高まっているという。昨年の台湾からの日本不動産投資は、商業ビル1棟買いや不動産投資ファンド、個人投資家による投資、香港の事業者などを経由した投資などを総合して、約540億円と見積もる。
世界は、同提携で台湾投資家のニーズに合わせた日本国内の物件情報を効率的に流通させ、2017年の流通物件総額100億円を目指す。