ポラスG中央住宅、分譲マンション事業で複合開発やJVも

埼玉を中心に戸建住宅販売を主力事業として展開するポラスグループ(埼玉県越谷市、中内晃次郎代表)は分譲マンション事業の領域を大幅に拡大、当面の売上高目標として3年後に今期見込みの倍となる100億円を目指す。

従来の分譲マンション販売を単体で扱うプロジェクトに加え、分譲マンションと戸建分譲を同時開発する複合PJや、物件企画から他社と協同するジョイント・ベンチャー、他社販売の既存物件を買い取り改修を行って販売するリファインなどの新規事業に乗り出す。

従来のマンション販売単体の短期事業に加え、複合開発やJVといった中期・長期の事業を同時並行させ事業基盤を厚くする。4日に行われたグループ2つ目のマンションブランド「ルピアコート」発表会の場で、金児正治・中央住宅取締役マインドスクェア事業部長が明らかにした。

これまでポラスグループの分譲マンションは、グループの中央住宅(埼玉県越谷市、品川典久社長。前期売上高658億円)のマンションディビジョンが、事業部に属さず単体販売プロジェクトのみを扱っていた。これを4月の組織改編で、中央住宅で2×4工法の戸建分譲住宅を扱うマインドスクェア事業部の傘下に入れた。

同社の事業部には、(1)木造軸組工法の戸建分譲住宅を手掛ける「戸建分譲事業部」(2)2×4工法の戸建分譲住宅を扱う「マインドスクェア事業部」(3)売買仲介および買取再販を行う「不動産ソリューション事業部」の3つがある。

2014年09月18日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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