2009年10月23日 |
トヨタグループの住宅事業が、トヨタホームに一元化されることになった。2010年10月1日付で、トヨタ自動車から技術開発と生産を担当する住宅事業本部を分離し、トヨタホームに移管するもの。新築住宅の市場環境が厳しさを増す中で、工販一体化による事業運営や商品開発の迅速化につなげるのが狙い。トヨタホームの清水一平専務は「事業自体は黒字が続いており、住宅会社として自立できる収益体質になったとの判断」としている。2010年度までに、戸建住宅で7千戸、マンションなどを含めて1万戸を供給する体制を構築する。