積水ハウス阿部社長、シャーウッドの商品ブランド強化へ、陶版外壁「ベルバーン」内製化ライン本格稼働で

積水ハウスは、木質戸建住宅『シャーウッド』のブランド強化に乗り出す。事業拡大の重要アイテムと位置づける、専用の陶版外壁「ベルバーン」について、静岡工場(静岡県掛川市)の製造ラインを拡充し完全内製化がスタート。約23億円の設備投資を行い、生産能力で従来の2・5倍となる月産5万平方メートルを可能にした。阿部俊則社長は「釉薬の優れた質感とともに堅さと強度を備えたシャーウッド事業拡大の武器。採用率も現行の4割を、早急に半分程度まで伸ばしたい」として、積極的に取り組む姿勢を示した。

ベルバーンについては、シャーウッドの高級商品である「エム・ベルサ」や50周年記念商品「グラヴィス・ヴィラ」などに提案する外壁材。工業製品として、耐候性と耐久性に優れ高い強度を誇る。陶版のため経年劣化が起きにくく、塗り替えなどの必要がない。さらに、接合部に高耐久シーリングを採用することで、長期にわたり風合いが保てる。

2012年2月23日付け1面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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