耐水害住宅研究会が性能評価で公開実験、既存技術で耐水性能を確認=今後は耐震性能についても検証へ

耐水害住宅研究会(代表=早稲田大学理工学術院・高口洋人教授)は9月20日、埼玉県蕨市の高砂建設本社において木造住宅向けに開発を行ってきた普及型耐水害仕様の性能を評価する公開実験を実施した。同会では洪水リスクの高い地域においても住民が安心して住むことができる住宅の開発を目指しており、なかでも技術開発では特殊部材を使用せず、既存の建築技術を用いることで普及型の実現を図っている。今回の実験では、水害への強さを証明できたことから高口代表は「既存技術でここまでできることが確認できたのは良かった」と講評。今後は、起震車などで実験用住宅を揺らし、耐震についても検証する考えだ。

2024年10月01日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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