楓工務店の定額制注文住宅「クミエ」、形状一定で価格透明化=販売1年で施工住宅の20%に

奈良県および京都府南部で注文住宅を展開している楓工務店(奈良県奈良市、田尻忠義社長)は、昨年8月から定額制注文住宅「QUMIE(クミエ)」の販売を行っている。

同商品は建物形状を一定にすることでコストを抑制し、「家づくりの不安の1つである価格をできるだけ透明化し、わかりやすい価格体系にすることが販売のきっかけ」(営業部・田尻尚路部長)というもの。「グリッドパターンがかなえる定額制」という同商品は、土地の大きさや形状に応じて12通りの建物パターンを求めやすい価格で用意したことが奏功し、販売開始から1年で同社が施工する住宅の20%を占めるまでになったという。

同社は奈良県および京都府南部において、注文住宅をメーンに年間60~70棟を施工している。

これまで完全フルオーダーの「ORDER(オーダー)」、セミオーダーで建設する「SELECT(セレクト)」、リーズナブルな価格帯である「RUSTIC(ラスティック)」という3商品を展開していた。

2021年12月02日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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