2015年10月23日 |
3月期決算主要住宅メーカー7社の2015年度第2四半期(4―6月期)における受注速報値(金額ベース)がまとまった。それによると、7社中3社が前年同期と比べて二ケタ増となった一方、2社がわずかにマイナスとほぼ横ばいだった。前年同期は、消費増税の反動減の影響で受注が大きく減少していたため、二ケタ増だった企業も戸建ての戻りが悪く「展示場来場者は増えているものの、受注をつかみきれていない」(住友林業)と慎重な見方を崩していない。また、わずかにマイナスとなった企業も戸建ての回復の遅れに加え、高水準の受注水準を続けてきた賃貸住宅(集合住宅)が8~9月にかけての落ち込みが影響したかっこうだ。