2024年09月11日 |
環境省は、2025年度予算の概算要求として、前年度比49%増となる8704億円を要求した。エネルギー対策特別会計2186億円とGX推進対策費2318億円を含む。このうち、脱炭素で快適な暮らし・ライフスタイルの実現に1819億円を盛り込んでいる。内訳としては、同省が脱炭素に向けた国民運動として掲げる「デコ活」推進事業に38億円。新築戸建ZEHの取得の支援などを目的とした事業に、前年度並みの75億5千万円を要求している。新築戸建てZEHを支援する事業は、24年度はZEHの新築に1戸あたり55万円、ZEH+に100万円を補助してきたところ、ZEH+は、要件を見直した上で90万円にする。その上で、満たす要件によって2万円を加算していく仕組みにする方針。カーボンニュートラル実現に向け、より高性能な住宅の普及を図る。