2012年08月03日 |
クリナップは、生産体制の再編にあわせて西日本での販売体制を強化する。2013年5月までに岡山工場の生産能力を現在の2倍に引き上げるのに伴い、経営効率を上げるため、生産地に近い場所での販売量を増やしたい考えだ。大阪に新設したショールーム「キッチンタウン・クリナップ・大阪」は西日本エリア最大の営業拠点として、幅広い消費者との接点創出につなげる。
同社は、東日本大震災で主要製造拠点のいわき事業所が被災した。この影響で、同事業所からの部品供給を受けていた岡山工場も生産不能に陥り、約2ヵ月の操業停止となった。同社はリスク分散を図るため、来年5月をメドに、岡山工場に一貫生産体制を構築するほか、設備増強を行い全体の約4割の生産がまかなえる体制にする。
2012年8月2日付け6面から記事の一部を抜粋
この記事の続きは本紙でご確認ください 【購読申込】
