YKKAPは、電気錠機能をドアハンドルに内蔵した新世代ドアキーシステム「スマートコントロールキー」を発売した。玄関ドアの利便性や防犯性などの基本機能を高めながらデザインを洗練。まずは、新築向けとして主力の「ヴェナート」に標準装備したほか、リフォーム対応や他シリーズへの展開も計画した。
同システムは、自動車で標準機能となったキーレスエントリーシステムの発想を玄関ドアに応用したもの。ドアホンや携帯電話からの遠隔操作やHEMS(家庭用エネルギー管理システム)との接続など、拡張性も備えた。同システムで、玄関ドアの電気錠標準化を狙う。
スマートコントロールキーは、ドアハンドル部に読み取り部やモーターなどの電気錠ユニットやシリンダーを内蔵した。これにより、玄関ドアのデザイン性を向上させた。また、専用部品を追加することで電気錠機能を付加してきた従来の仕様と比べて、部品点数を大幅に減少させたことで、現行の電気錠に対して5割以上のコストダウンを実現した。
2012年4月12日付け6面から記事の一部を抜粋
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