2024年07月04日 |
LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)は6月20日、9月2日受注分から住宅用の窓・玄関ドア製品群、10月1日受注分から非住宅用水栓金具および住宅用タイル類製品群を、それぞれ値上げすると発表した。
値上げ率は窓および玄関ドア製品群10~50%程度、水栓金具製品群3~50%程度(平均12%程度)、タイル(エコカラットなど一部製品を除く)類製品群5~20%程度(平均18%程度)。値上げ理由は「原材料や物流費などの高騰の影響は今後も先が見通せない状況が続くほか、市場における商品需要の仕様変化などにより企業努力のみで対応することが困難な状況となっているため」(同社)としている。
LIXILが今回以前に行った直近の値上げは4月だが、今回値上げ対象にした製品群はいずれも4月の値上げ対象とはしていない。
このため窓および玄関ドア製品群の値上げは23年1月以来の約1年8ヵ月ぶり、タイル類製品群の値上げは23年10月以来の約1年ぶりとなる。