2020年02月26日 |
ノダ(東京都台東区、野田励社長)は2019年12月スタートの今期事業として収益性の改善を目的に、(1)価格改定(2)市場シェア確保(3)非住宅分野などの市場開拓――に力を入れる。10日に行った19年11月期決算説明会で野田社長が明らかにした。
注力分野のほかに「18年から年率で15~20%上昇」(ノダ)している物流費高騰の対策として、同業他社との共同配送の強化と、現在は無償で対応している個別サービスの有償化など見直しを検討する。
また、調達先を複数に広げリスク管理を強化する日本国内メーカーの流れを受け前期にMDFの販売が伸びたインドネシア・ファイバーボード・インダストリー(IFI)社との関係を1月に行った出資でさらに強め、輸入MDFのさらなる拡販を図りたい考えだ。