2019年12月20日 |
美和ロック(東京都港区、川邉浩史社長)が顔認証システムを採用した住宅用電気錠の商品化を検討している。東京ビッグサイトで11日から13日まで行われた第4回[高性能]建材・住設EXPOにそのコンセプトモデル製品を出展、来場者の反応を探った。
「商品化するかどうかは未定」(美和ロック)だが、商品化されると同社初の顔認証システム採用の電気錠となる。
現在、市場で販売されている大手メーカーの住宅用電気錠に顔認証システムを搭載した製品は無い。
ただ、在宅介護でヘルパーなど家族以外の人物が家の中に入るケースへの対応など、今後、社会と家庭のあり方が変化する過程で住宅の玄関ドアの鍵を〝人物を特定して解錠する〟需要は増える可能性がある。