2016年02月19日 |
ナイス(神奈川県横浜市、平田恒一郎社長)が木質繊維系断熱材の販売を強める。新聞紙の木質繊維を主原料とするセルロースファイバー断熱材「セルファイ」の扱いを数年前に始めたことに加え、スイスのパヴァテックスSA社が製造するボード状の木質繊維断熱材製品を日本で販売するため、昨年3月に同社と合弁子会社パヴァテックスジャパンを設立。両製品を合わせて、木造住宅に複数の木質系断熱材を採用できる態勢を昨年構築した。躯体と断熱材の双方で「木」の家づくりができる形が整ったことで、こだわりの需要層に有効な商材としてアピールを強める。