2009年12月17日 |
(財)建築技術教育普及センターが17日に発表した2009年度一級建築士の合格者数は5164人、合格率は11・0% と、3年連続で合格者数、合格率がアップした。耐震偽装事件を受けて見直された新制度で最初の合格発表。合格者の職域別の傾向は、旧制度とほぼ同様でトッ プは設計事務所の35・8%だった。「設計製図の試験」では、構造・設備設計一級建築士制度が設けられたことを踏まえ、建築設計全般に関する基本的な知 識・能力を確認するとともに、建築設計を調整し、取りまとめていく基本的な知識・能力などについても確認できる試験内容とした。採点のポイントや合格基準 なども公表している。