
クリナップ(東京都荒川区、竹内宏社長)は8月27日、9月1日受注開始の主力システムキッチン「STEDIA(ステディア)」の新仕様「天然木ワークトップ」「かってにクリントラップ」などを紹介する記者説明会を都内の旗艦ショールーム「クリナップ キッチンタウン・東京」で行った。
説明会には竹内社長と天然木ワークトップの共同開発先である朝日ウッドテック(大阪市中央区)の海堀直樹社長などが出席。「天然木ワークトップ」「かってにクリントラップ」の開発背景や特徴、展示品を前にしたクリナップ担当者による詳細説明が行われた。
新仕様を加えたステディアの標準仕様の価格は本体にレンジフードなど関連機器を合わせた総額が従来から約5%引き上げられる。
クリナップは2024年度から新中期3ヵ年経営計画をスタートさせており、計画最終年度の26年度の業績として売上高は23年度比で13%増の1450億円、営業利益は5倍の60億円を計画している。「ステディア」は18年9月に発売された中級価格帯システムキッチンで、同社の屋台骨を支えてきた「クリンレディ」の後継。今回の新仕様追加で販売数を拡大させ、新中計で掲げた業績目標の達成に寄与させる。