S×L、劣化診断システムで特許=設計段階の対策可能に

エス・バイ・エルは、「木質系建物の劣化診断システム(Revoみえる図)」で特許を取得した。独自の高耐久化システム技術『LOOP』のうち「将来劣化の可能性のある部位の見える化」の技術。木材の含水率の状態を視覚的に示し、設計段階での対策立案を容易にする。同社では、これまでも壁体内換気システムの開発と特許取得など、建物の耐久性向上の取り組みを行っており、今回もその一環としている。

特許を取得した『Revoみえる図』は、独自の壁体内換気システムを基に、構造躯体の含水率の状態を推定し、評価を可能にしたシステムで、LOOPの4つの要素の技術のうちの一つとなっている。

過去30年間をかけて、システムの搭載による実績と調査研究を実施。木材の耐久性に、大きく影響を与える諸条件(日照・方位・部位)を解明し、データとして蓄積してきた。その上で、築後20年以上の建物調査及び実験データを解析してソフトウェア化し、プランニングの段階で日照条件などを入力すると、躯体構造上の含水率の状態が視覚的に表示できるようにしたものだ。

2012年6月28日付け2面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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