2023年06月22日 |

ミサワホーム(東京都新宿区、作尾徹也社長)は7日、船橋港(千葉県)の埠頭に係留されている3代目南極観測船「SHIRASE5002」で、日本南極地域観測隊員による帰国報告会を開催した。
今回、南極での活動を紹介したのは、2021年11月末から23年3月までの約1年4ヵ月のミッションを終えて帰国した堀川秀昭さん。堀川さんは、昭和基地から約1千キロ離れた標高3810メートルに位置するドームふじ基地で、移動居住モジュールの組み立てや約100万年前の最古級の氷の採取を目指す掘削場の工事に従事した。
平均基本マイナス50℃度以下の極寒かつ低気圧という過酷な環境下で、同社が培ってきた工業化住宅の強みを発揮した。