2020年05月22日 |
ウェルネストホーム(愛知県長久手市、芝山さゆり社長)が全国のモデルハウスで展開している「試住体験」の申込者が2月ごろから急増している。
同社では新型コロナウイルスの影響により、自宅で家族と過ごす時間に「家族と過ごす未来のこと」を考える時間が増えた結果とみている。
2017年にスタートした「試住体験」は全国12府県16ヵ所のモデルハウスで実施され、体験者は1千組を超えている。その多くは、同社が配信するYoutubeで同社の住宅性能などを学び、体感を希望する人たちだ。
創業者である早田宏徳氏がドイツの高性能住宅を研究してモデルとした高気密・高断熱住宅であり、加湿器や床暖房などの機器を使用せずに温度と湿度をほぼ一定に保つ省エネ住宅というのが特徴。モデルハウスは各棟で実験・実証データを分析することで、1棟ごとに設備を更新。常にモデルハウスの性能向上を追求している。